東日本大会in金沢
10/11-14まで都立八王子桑志高校吹奏楽部の皆さんと金沢まで行ってきました。
台風接近に伴い本当に行けるのか?大会もできるのか?という不安が次々と出てきましたが、色々な方のご協力のもと行き、大会も開かれ、無事に帰京できました。
さて、この桑志高校という学校は日本初の産業系高校と言われ、普通科の存在しない「手に職」の学校です。
デザイン、ビジネス情報、クラフト、システム情報という四つの分野がありそれぞれ作品を作ったり資格取得のための補習があったり…平日全員が集まれることはほぼありません。
そんな中、昨年から部員が増えていき今年、今まで出ていたC組(20人以下)からB II組(30人以下・東日本大会部門予選)へ行きたいと、生徒の方から表明がありました。
こんなに忙しい学校で果たしてやり切れるのか…それが私が持った最初の感想。
でも、それよりも自分達でその道を決めてくれたことが何より嬉しかった。
それからしばらくして出演順を決める抽選会があり、朝の二番目。笑
でも、がむしゃらにとにかく頑張ったあの子達に順番は関係なかったようです。
初B II組金賞に続き初の代表選考会へ進出…夏が3日延びた瞬間でした。歓喜。
そこから桑志ブラスは幸せな未知の時間を過ごしました。合宿も行っていないのでなんだか合宿のような気分を味わいました。
そして8/15大会当日…まさかのここでも台風がやってきました。
桑志ブラスには4人もの頼もしい顧問の先生がいらっしゃいます。
その先生方が台風対策をばっちりしてくださり、楽器の保護をしつつスムーズに府中まで行くことが出来ました。
こうして東日本大会への切符を手に入れる事が出来ました。
そのあとは初の部活動体験会、文化祭、東日本大会記念演奏会…応援してくださる地域の皆さんへ感謝の気持ちを込めてすごしました。
いやー本当に、映画みたいな話でして。
3年生2人、2年生11人、1年生9人という構成…2年生が入部した時は上には6人しか先輩がおらず。
創部以来初の遠征となった金沢でも色々な事が初めてで新鮮で、あっという間に過ぎて行きました。
結果は銀賞ということで悔しくて泣いていた子もいましたが、
「最後までやり切って、今の実力でこの結果…今は一旦納得して来年は絶対…!!」
と、2年部長が最後に決意を語っていました。
本番の演奏は、正直今持っている力をほぼ出せた出来でした。
上手くいかなかったかなと感じる所も一箇所ありますが、これも実力。
実りある期間を過ごせました。
10/13まで「夏」が出来たことに感謝しています。
大学同期の布子くん(富山の出身)にもとってもお世話になり、地元の楽器店さんとのパイプになってくれて非常に助かりました!
下倉楽器谷合さんも、現地まで同行して下さいました!
生きていればこんなに幸せなこともあるんだなと改めて噛み締めております。
個人的には、指揮者賞という名誉な賞を初めて頂きました。
高校時代、恩師が普門館のステージでこの指揮者賞を頂いているのがとても眩しかった記憶があります。同じとは一生思えませんが、すこーしだけ近くに寄れたのかなとすこーしだけ思いました。笑
今年の指揮者賞は、北陸のお米でした♪
はっきり顔が見せられないのがもどかしいですが、私の宝物のみんなです(^^)
おわり
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