LGBT理解増進法案

振り返ってみれば、物心がついた時からリカちゃん人形ではなく戦隊モノを好み、自分の髪が長いことに違和感を覚えショートカットを懇願した。
自分でも謎で、その理由がわからないまま「ボーイッシュ」と言われ時を過ごした。
中学生…制服を着なければいけなくなりその自分の謎と直面することになる。

自分は何者なんだ?なぜ他の女子とこんなにも思考が違うんだ?と考える日々。そんなことを考えているうちに青春時代がどんどん過ぎていった。
高校は、吹奏楽部の名門へ。とにかく部活動・トロンボーンに没頭。クラス全員吹奏楽部で3年間クラス替えなし。共に全国大会を目指す沢山の仲間に恵まれた。

特に信頼していたTpとClの友達に、この自分の謎をカミングアウトした。
2人とも、
「なんとなくそうかなーと思ってたよ😊」
「言ってくれてありがとう😊」
この2人の言葉のお陰で、自分の世界観がガラリと変わった。
交友関係に恵まれたのが本当に人生の救いだと未だに思う。

その後、音楽大学へ進学。
高校時代よりさらに自分らしく生きていける世界がそこにはあった。男とか女とか気にしている場合ではなく
「職業音楽家になれるかどうか」
この1択。これを同期や先輩後輩と共に過ごし、師匠の貴重なレッスンを受けさせてもらい自分のスキルや人間性を高めていく場だった。

自民党が今国会でのLGBTをめぐる法案の提出見送りを決めたと報じられました。
この法案は、LGBTへの理解を更にしていきましょうという内容だと思うんです。
「理解増進を図るための法案」なんです。
この法案によって急に結婚できるようになったりそういうものではない。
その前の段階だと思うんです。

世界では、もう随分前に同性婚が合法化されています。
日本は、理解増進さえも拒む国なんでしょうか。
そして近年のオリンピックは、
「多様性(ダイバーシティ)」
を特に大切にし行っています。
日本、本当にこれでいいのでしょうか。

結局自分が何者なのか…

私は、
「トランスジェンダー」
という者なんだそうです!!

自分でも長いこと知りませんでした。笑

これからも、星野和音をよろしくお願い申し上げます😆

最後までご覧頂きありがとうございました😊

この世界には約9人に1人が、私と同じような思い、体験をしている人がいるそうです。

命あるものみんなが、それぞれ幸せな人生を送ることができますように🙏

-Kazune Hoshino Official Website-

バストロンボーンプレイヤー星野和音のホームページ

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